ジャガイモ(馬鈴薯)の下ごしらえ(毒抜きとあく抜き)
ジャガイモ(じゃがいも、馬鈴薯〈ばれいしょ〉、potato)
家庭料理に使う品種は、「男爵」と「メークイン」。
丸くて皮が黄色っぽく、でこぼこが多めで、火を加えるとホクホクとする「男爵」は、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケに。
楕円形であまりでこぼこしていない「メークイン」は、「男爵」に比べて煮崩れしにくいので、おでんなどの煮物、ベークドポテトやフレンチポテトなどの揚げ物にむいています。
肉じゃがには「男爵」「メークイン」どちらでもお好みで。
ジャガイモ(馬鈴薯)の旬
ジャガイモ(馬鈴薯)の旬は、10~11月。
新じゃがは5~6月です。
じゃがいもの選び方
皮が薄くてシワがなく、表面に傷がないものを選びます。
皮が緑色のものは硬くてえぐみがあり、おいしくありません。
黒いシミや、傷があるものは、中が痛んでいることが多いのでやめましょう。
ジャガイモの下ごしらえ
ジャガイモは買ってきてしばらく放置していると芽が生えてきます。
ジャガイモの芽にはソラニンという毒素が含まれているので、必ず包丁で丁寧いにえぐり取ってください。
-
-
-
-
- ジャガイモの皮をむきます。
芽があるときは、包丁の刃元の角を芽に差し込み、深くえぐって取ります。
- ジャガイモの切り口は空気にさらすと酸化して褐色になってしまうので、皮をむいたり切ったものから順に水にさらします。
(水にさらす時間は5分ほど)
- ジャガイモの皮をむきます。
料理する前に流水ですすぎ洗いをします。
-
-
-
ジャガイモをゆでる時は水から茹でます。(根水菜湯で!)
じゃがいもの保存方法
じゃがいもは常温でも長持ちする
じゃがいもは最も保存しやすい野菜の一つです
冷暗所なら常温で数ヶ月も保存できるので、基本的に常温保存がおすすめです。
じゃがいもは冷凍保存できる?
スーパーのじゃがいも売り場に「じゃがいもは冷凍保存できる!」とポップがありました。
煮物、炒め物に使えます。
保存期間は2週間程度です。
なお、シチューやカレー、肉じゃがなど調理したじゃがいもは、冷凍すると食感が悪くなるでお勧めできません。
じゃがいもはいつでも購入できる野菜なので、買いだめせずに必要な分を都度購入したほうが新鮮で良いと私は思います。