菜の花のゆで方・あく抜き、水にひたさない「おかあげ」で。
菜の花(なのはな、菜花・なばな)
春の訪れを感じさせる菜の花は、ほのかな香りとほろ苦さを楽しむことが出来る、ビタミンCやミネラルが豊富な緑黄色野菜です。
花が咲く前のつぼみの状態をいただきます。
菜の花のアクはほうれん草の20分の1以下なので、調理の際はゆですぎないようにします。
ゆでておひたしや和え物、炒め物、汁物、揚げ物など。
春の香りをどうぞ!
菜の花の旬
菜の花の旬は2~4月の春の野菜です。
菜の花のゆで方(あく抜き)
ゆですぎるとクタクタになってしまうので、料理に合わせて茹で時間を調整してください。
ほろ苦さと歯ざわりを生かすように塩少々を加えた熱湯でゆでます。
茎があともう少しかな?くらいで湯からあげます。
あとは余熱で火がとおります。
- 菜の花は根元を切りそろえて半分に切り、軸(茎)と葉に分けます。
- 鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させ、塩少々を入れ、軸(茎)を先に入れます。
- 再び沸騰してきたら、葉の方を入れ、好みの固さより少し固めにゆでます。
- ゆで上がったらザルに広げてあげ、粗熱が取れるまで冷まします(=おかあげ)。
水に浸けると水っぽくなるので菜の花は水に浸しません。
ちなみに、食材をざるなどにあげて自然に冷ますことを「おかあげ」といいます。