ゴーヤー・ニガウリの下ごしらえ・苦味の取り方
ゴーヤー・ニガウリ
ゴーヤーは沖縄地方の呼び名でゴーヤともいいます。
標準和名は「ツルレイシ(蔓茘枝)」
ゴーヤは体力が落ちやすい夏にぴったりの野菜です。
ゴーヤの独特の苦味の元である「モモルデシン」という成分には、傷ついた胃腸を修復して食欲を増進させ、血圧や血糖値を下げる、頭痛を和らげる・・・という働きがあるといわれています。
他にもビタミンCや鉄分、食物繊維、カルシウムが豊富です。
独特の苦味を薄めてから、炒め物や酢の物、サラダ、天ぷらなどに。
ゴーヤー・ニガウリの旬
ゴーヤ・ニガウリの旬は、6~8月、夏野菜です。
ゴーヤー・ニガウリの下ごしらえ
ゴーヤー・ニガウリは皮をむかずに、縦半分に切り、スプーンなどを使い、種と白い部分(ワタ)を削り取ります。
次に苦味の取り方ですが・・・
塩もみの場合
種とワタを取って下ごしらえ済みのゴーヤー・ニガウリを薄くスライスして、塩少々を振って5分ほど置き、軽くもんで水気を絞ります。
塩と砂糖でもむ場合
- 種とワタを取って下ごしらえ済みのゴーヤー・ニガウリを薄くスライスします。
- ゴーヤ・ニガウリ1本に対して小さじ半分程度の塩と砂糖をもみこみます。
塩だけでもむより、苦味がやわらぎます。
おすすめ!
塩と砂糖で軽くもんだあと、沸騰した湯に入れ、ゴーヤー・ニガウリの色が鮮やかな緑色になれば、取り出し、すぐに冷水に浸し、冷まし、軽く絞ります。
かなり苦味がやわらぎます。
塩水にさらす場合
- ボウルにたっぷりの水を入れ、塩ひとつまみほど加えた中に、下ごしらえ済のゴーヤー・ニガウリを薄くスライスして入れます。
- 適当なところでザルにあげ、水気を切ります。
ゆでる場合
- 鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させ、塩少々を加えます。
- 沸騰したところに、種とワタを取り薄くスライスしたゴーヤー・ニガウリを入れゆでます。
- ゴーヤー・ニガウリの色が鮮やかな緑色になれば、取り出し、すぐに冷水に浸し、冷まします。
他に、「米のとぎ汁で茹でこぼす」、や「鰹節をまぶす」(鰹節はゴーヤの苦みを和らげます)などの方法があります。