キャベツの洗い方、葉のはがし方
キャベツ(Cabbage)
和名は、甘藍(かんらん)、玉菜(たまな)。
サラダや千切りなど生や、炒めたり、味噌汁やスープの具、鍋物、ポトフやロールキャベツなどの煮込み料理と幅広い料理に使えます。
お好み焼きにも。
キャベツの旬
キャベツには大きく分けると三つのシーズン、旬がある事になります
- 春に収穫される春玉(春キャベツ) 3~5月頃
- 冬に収穫される寒玉キャベツ(冬キャベツ) 11~2月頃
- 夏に高冷地(長野県など)で収穫される高原キャベツ(夏キャベツ)
産地によっても採れる旬の時期がずれるので 四季を通して美味しいキャベツが食べられます。
春キャベツ(春玉)
葉の巻き方がゆるい
丸型
真まで黄緑色
やわらかいのでサラダなど生食向き
冬キャベツ(冬玉)
葉がしっかりと締まっている
扁平な形
煮込むと甘みがあるので、味噌汁やスープにすると美味しい
グリーンボール
九州及び西日本は2~6月頃、北海道や長野県は6月~9月頃に収穫
キャベツより一回り小さい
葉は厚みがあり柔らかい
丸型
生食、スープ、炒め物、漬物など、なんでもOK。コールスローに最適!
キャベツの洗い方
キャベツを洗う前に
キャベツは外側の固くて色の濃い葉を数枚剥がします(これは使いません)
キャベツの葉は使う分だけ、表面(外側)からはがします。
キャベツは切ってしまうと、切り口が黒ずんでくるので、丸ごとの状態で一枚ずつはがします。
半玉や4分割などに切られているものも同様に外側の葉から1枚ずつはがします。
キャベツの葉のはがし方
キャベツの葉をはがす時は、芯の周りに包丁を差し込んで切り込みを入れ、表面(外側)から使う分だけ1枚ずつはがしていきます。
はがしにくい時は、流水に当てながらはがしたり、ボウルに溜めた水の中で少しずつはがします。
葉と葉の間に水が入るのではがしやすくなります。
キャベツ1個を使い切るときは、芯をくり抜いてしまうと手早くはがせます。
キャベツの洗い方
1枚ずつはがしたキャベツを流水で洗います。
キャベツは切ってから洗うと水に栄養分が流されてしまうので、剥がした葉を1枚1枚洗ってから切ります。
芯は外して切りますが、芯は薄くスライスすれば食べられますので捨てないでください。
線切りキャベツの場合は、洗ってから千切りにして5分くらい冷水に浸せばシャキッとします。
TVでは大きな塊のまま切っているのを見かけますが、洗ったあと切った方が栄養が逃げません。
残ったキャベツは新聞紙に包んで、芯を下にして冷蔵庫で保存します(鮮度が保たれます)