おはぎ・ぼたもちの作り方~おはぎとぼたもちの違い
おはぎの作り方です。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、ちょうどこのころは季節の変わり目です。
体調管理に気をつけましょう。
ということで、小豆やもち米でおいしく栄養を取り、また、お彼岸のご先祖様のお供え物におはぎ・ぼたもちを作ってみませんか?
おはぎ(お萩)とぼたもち(牡丹餅)はよく似ています。
どちらも突いたもち米にあんこ(粒あん・こしあん)をくるんだ和菓子です。
「ぼたもち」は、こしあんで、春の花「牡丹」に似ているから。
「おはぎ」は粒あんで、秋の花「萩」に似ているところから名前がつけられたそうです。
作るのはちょっと時間がかかりますが、難しくはないです。
あんこはすでに出来上がった物も売っていますが、せっかくなので手作りしてみませんか?
形は、俵型、丸型お好みで。
おはぎ(又は、ぼたもち)のもち米の突き具合は「半殺し」にします。
これは、炊いたもち米を半分くらい突いた状態(半つき)を表すそうですが、驚きの表現です。
おはぎの材料
(24~25個分)
- もち米 2合
- 米 1合
- あずき 250g
- 砂糖 200~250g
(甘さはお好みで) - 塩 少々
お米の水加減は普通のご飯と一緒です。
まずは、もち米・米を洗い、炊飯器で炊きます。
もち米・米を炊いている間に、あんこを作ります。
「あんこ」の作り方
- 小豆を5~6倍の水でさっとひと煮立ちさせたら、一度ゆで湯を捨てます。
これを2~3回繰り返す。 小豆がかぶるくらいの水をいれ火にかけ、煮立ったら、弱火にして小豆がやわらかくなるまで煮ます。
途中水が減ってきたら水を加えます。
*あずきの下ごしらえ(ゆで方) - 砂糖は小豆がやわらかくなってから数回に分けて入れ、木しゃもじでつぶしていきます。
焦げやすいので要注意です。
程よい硬さになったら、塩少々を入れ、甘味を落ち着かせて仕上げます。
冷めると固くなってしまいますので、少し軟いかな?くらいでいいです。
「おはぎのもち」の作り方
炊き上がったもち米・米を、すりこ木で「半殺し」にし、24~25個に丸めておきます。
俵形、丸形・・・お好みで。
あんこを広げて、もちを包んでいきます。
このとき、ラップの上にあんこを広げてもちを包むと、べたつかずにきれいに包めます。
※ぼたもちを作るときは、あずきをしっかり潰して「こしあん」にしてください。