はまぐり(蛤)の砂出しの方法とコツ
ハマグリ(はまぐり・蛤)は二枚の殻がぴたりと重なることから「夫婦和合」の意味で縁起が良いと言われています。
3月3日のひな祭りに食べると「良縁」を招くと言われて、潮汁にしてお膳に出されます。
お吸い物(潮汁)、酒蒸し、焼きハマグリにしても。
ハマグリ(蛤)を美味しく食べるための砂出しの方法です。
ハマグリの旬
ハマグリは2~4月が旬です。
ハマグリの砂出し
- 海水と同程度の塩水(水500ccに塩大さじ1の割合)を用意します。
- トレーに網を置き、網の上にハマグリが重ならないように置き、1で用意した塩水をハマグリがひたひたになる程度入れます。
- 暗いところ(できれば真っ暗なとこにろ)1時間ほど置きます。
長く置きすぎても弱ったり、死んでしまったりします。
水温が低すぎると冬眠状態になり、動かず砂を吐かないので冷蔵庫には入れません。
15~20度くらいが活発に動くようですが、温度が高すぎると死んで腐ってしまうこともあります。
貝類の砂出しのコツ
食べた時にジャリっとするととても残念な気分になるので、しっかり砂出しはしておきましょう。
はまぐり以外にも使える貝類の砂出しのコツです。↓
貝類の砂出しのコツその1
平らなトレーの上に網を置いてその上に貝(はまぐり)を置くと、吐いた砂が下に落ちて、貝(はまぐり)が再びその砂を取り込みません。
貝類の砂出しのコツその2
もともと砂の中に生息しているので、真っ暗なところのほうが砂を吐きやすいです。