慈姑(くわい)の下ごしらえ(あく抜き)と慈姑の含め煮の作り方
慈姑(クワイ、くわい)
お正月のおせち料理に入っている縁起物の料理「慈姑の含め煮」。
大きな芽が出るので「めでたい」、たくさんの小芋ができるので「子孫繁栄」。
そして、慈姑の花言葉「縁起がいい!」
栗のような甘みとほろにがさがあり煮物や揚げ物などに。
慈姑の旬
慈姑(クワイ)の旬は11~12月、冬野菜です。
慈姑の下ごしらえ
- 慈姑は、底の方を少し切り落とし、下から六方に皮をむきあげていき、芽を少し残して斜めに切り、すぐ水に浸けます。
芽が折れやすいの気を付けて下さい。 - アク抜きをします。
アク抜きは「水でゆでてアク抜き」、又は「米のとぎ汁でゆでてアク抜き」の方法があります。
ゆで具合いは、竹串がやっと通るくらいの固さです。A「水でゆでてアク抜き」
鍋に1の慈姑を入れ、かぶるくらいの水を入れてゆでます。
この時くちなしの実1個を2~3に切ってガーゼに入れてゆでるときれいな黄色になります。
一度鍋の湯をゆでこぼして、慈姑をもう一度水洗いしてなべに戻します。
B.「米のとぎ汁でゆでてアク抜き」
鍋に1の慈姑を入れ、米のとぎ汁をかぶるくらいに入れてゆでます。
一度鍋の湯をゆでこぼして、慈姑をもう一度水洗いしてなべに戻します。
含め煮にする場合は、だしと調味料を入れ、紙ぶたをして中火で10~12分間ほどほっこりと煮ます。
慈姑(くわい)の含め煮の作り方
慈姑の含め煮の材料
○ 慈姑(くわい) 10個くらい
(くちなしの実1個)
○煮汁
・だし 1カップ
・酒 大さじ1/2
・砂糖 大さじ1
・みりん大さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1/2
・塩 少々
慈姑の含め煮の作り方
- 慈姑(くわい)は、底の方を少し切り落とし、下から六方に皮をむきあげていき、芽を少し残して斜めに切り、すぐに水につけます。
- あく抜きをします。
鍋に、慈姑(くわい)を入れ、かぶるくらいの水を入れ、ゆでます。
(きれいな黄色に仕上げるなら、くちなしの実1個を2~3に切ってガーゼで包んで一緒にゆでる)竹串がやっと通るくらいの固さにゆでます。 - 味付けは薄味で、鍋に、煮汁の材料を煮立て、慈姑(くわい)を入れたらガーゼやキッチンペーパーなどで落し蓋をして、弱火で15~20分ほど形を崩さないように煮ます。
しょうゆは薄口しょうゆで作ると黒くならなず綺麗な色に仕上がります。
力がつく縁起物野菜の慈姑!
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すでに飾り切りにされたのも販売されています
飾り切り、細工野菜 六方剥きくわい(L)10個