揚げ油の適温の見分け方~温度計がなくても衣くずでわかる方法
揚げ油の適温は揚げるものによって違います。
油用の温度計があれば便利ですが、なくても大丈夫!
天ぷらやフライの衣(ころも)くずを油に落とせば適温がわかります。
目次
揚げ油の適温の見分け方
揚げ油を火にかけ、天ぷらやフライの衣くずを油に落とし、表面に浮き上がってくる様子で温度を見分けます。
150度以下
衣くずは鍋底に沈んでなかなか浮き上がってきません。
この状態では揚げ物はできません。
適温になってから揚げ物をしてください。
低温(160~165度)
衣くずが完全に鍋底に沈んでから、ゆらゆらとしながらゆっくりと浮き上がってきます。
野菜や肉の油通し、ドーナッツなどに向きます。
中温(170~180度)
衣くずは鍋底近くまで沈んでいきますが、すぐに浮き上がってきます。
トンカツ、唐揚げ、野菜の天ぷら、かき揚げなどに。
高温(185~190度)
衣くずはわずかに沈んで、すぐに浮き上がってきます。
エビや牡蠣などの魚介類のフライ、コロッケなどに。
200度以上
衣くずを落とした途端、表面で弾けます。
このまま加熱すると煙が出てきますので、火を消して温度を下げてください。
適温になったら揚げてOKです。
油を扱うときの注意
油を火にかけているとき、揚げ物をしているときは、絶対にコンロのそばを離れず、常に火に注意してください。
火事は一瞬にして起こってしまいます。
揚物に便利なキッチン道具
楽天ショップから揚げ物に便利な天ぷら鍋や温度計などをご紹介します。
便利な温度計付き天ぷら鍋
タマハシ AGTT20W 揚げ太郎 温度計付天ぷら鍋20cm
◆対応熱源:IH100・200V、ガス火、ハロゲンヒータ、ラジエントヒータ、シーズヒータ、エンクロヒータ
温度計付きなので油の温度が一目でわかります。
ガード枠付で油の飛び散りを押さえます。
揚げ物専用温度計
タマハシ 揚げ物専用温度計 MI-100(1コ入)
揚げごろ温度がひと目でわかる揚物専用温度計です。
揚げ物用温度計付き箸
天ぷらメーター (箸型)【温度計】
ロングセラーな揚物用温度計付きの箸です。
洗うのも楽です。