干したけのこの戻し方~水で戻す、熱湯で戻す
干したけのこは、主に九州地方に昔からある保存食で、生のたけのこを茹でた後に、天日干しにしてカラカラに乾燥させたものです。
栄養価の高い食品で、特に食物繊維が多く含まれており、胃腸の働きを良くしてくれます。
生たけのことは違う食感でがめ煮(筑前煮)などの煮物や、炒め物、中華料理などにすると美味しいです。
メンマは、干し竹の子を戻して細切りにしたもので作ります。
干したけのこの旬
たけのこ旬の時期(3~5月)に、保存食として作っておけば1年間おいしく食べれます。
干したけのこの作り方
- あく抜き済みの竹の子を適当な大きさにカットし、薄くスライスしてザルに重ならないよう並べます。
- 天日でカラカラになるまで、しっかり乾燥させれば出来上がり。
干したけのこの戻し方
水でじっくり戻す方法と熱湯を使って戻す方法をご紹介します。
熱湯を使う場
- 干したけのこを軽く水洗いして、大きめの鍋に入れ、熱湯をたっぷり注ぎ、フタをして冷めるまで置きます。
- その後鍋を火にかけ30分ほど煮ます。
- 鍋を火からおろし、そのまま冷まします。
乾燥していた時の2~3倍位の大きさになり、柔らかくなります。
- よく洗って料理してください。
水で戻す場合
- 干したけのこの表面をさっと洗い、たっぷりの水に浸けます。
- しっかり乾燥していますので、じっくり一晩かけます。
途中、何度か新しい水に変えます。
指でつまんで芯がない感じになったらOKです。
- 新しい水で茹でてゆで汁のまま冷まします。