トマトの皮むきの仕方~湯むき、直火にかざす、電子レンジ、冷凍
トマト(とまと、tomato)
ビタミンの宝庫と呼ばれるトマト。
ほかにもリコピン、カリウムなども多く含む栄養価の高い野菜です。
リコピンは脂溶性で、油脂と一緒に食べることで吸収率がアップします。
生のまま食べても美味しいですし、旨味成分が豊富なので焼いたり、煮込み料理にもおすすめです。
トマトは種類が豊富で、大きさでは大玉トマト(200 g以上)、ミニトマト・プチトマト(20 ~30 g)、中玉(ミディ)トマト(大玉トマトとミニトマトの中間)に分類され、色ではピンク系と赤系と緑系に大別されます。
ミニトマト(プチトマト)は色もイロイロ!
糖度が高くなるように栽培されたフルーツトマトも人気です。
トマトの旬
トマトの旬は6~8月で、夏の野菜です。
実際はハウス栽培で年中出回っています。
新鮮なトマトは、ヘタが緑色でピンとしていて、切り口がしおれていないものです。
ハリがあり、ずっしりとしたものを選びましょう。
トマトの皮むきの方法
トマトは生で食べたり、煮込みに使いますが、煮込むときは、皮を剥きます。
トマトはやわらかいので包丁で皮を剥くのはちょっと大変なので湯むきなどをします。
4通りのトマトの皮むきの方法をご紹介しますので自分のやりやすい方法でどうぞ。
皮をむいたトマトを生のままミキサーにかければピューレになります。
煮込み料理にする時などは種をはずしますが、縦半分に切って、ぎゅっと握りつぶすようにして種を出します。
トマトは流水で洗っておきます。
湯むき
方法1)
ヘタの反対側に十文字に浅い切り目を入れ、熱湯につけ皮にしわが寄ったらすぐに引き上げ冷水にとり、はじけた皮を引っ張るとつるりとむけます。
方法2)
トマトのヘタを包丁でくり抜き、くり抜いた穴にフォークを刺し、熱湯に浸け、皮が弾けたらすぐ冷水にとります。
剥がれた皮をつまみ引っ張りながら剥きます。
直火にかざして皮むき
先端(ヘタの反対側)の皮に十字の切り込みを入れ、ヘタのそばにフォークを刺して火にかざし、皮がはじけた(破れた?)ら火から離し、冷水(夏場は氷水)に浸けてから、皮を剥きます。
写真のように串に刺して火にかざしてもOK!
電子レンジで皮むき
先端(ヘタの反対側)の皮に十字の切り込みを入れ、ヘタを下にして皿にのせ、ラップをせずに1個につき30秒~1分加熱して剥きます。
冷凍して皮むき
トマトを丸ごと冷凍用の袋に入れて冷凍します。
凍ったトマトを流水に当てたら、皮がつるりと剥けます。
トマトをたくさん買った時などに冷凍保存しておけば、いつでもトマトスープやトマトソースなどの料理に使えて便利です。
トマトの保存方法
ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
未熟なものは、室温で2~3日置くと追熟して美味しくなります。