梅ジュース(梅シロップ)の作り方
青梅のエキスが溶け出した健康ジュース!
梅ジュース(梅シロップ)は、大人も子供も安心して飲めます。
梅ジュース用に青梅を用意してもいいですし、梅酒や梅干しを作るとき使えなかった梅(ちょっと傷がある梅)を使って作ってもいいです。
とっても簡単にできます。
青梅か完熟梅?
熟した梅で作るとまろやか風味の梅ジュースになります。
硬い青梅、熟した梅、どちらでもお好みでどうぞ!
砂糖は氷砂糖、白砂糖、ザラメ、ハチミツで作れます。
砂糖の場合、一般的には氷砂糖で作りますが、白砂糖はすっきりとした仕上がりに、ザラメはコクが出ます。
蜂蜜はやさしい甘さです。
「砂糖で作る方法」と「蜂蜜で作る方法」をご紹介しますので青梅、完熟梅、氷砂糖、白砂糖、ザラメ、ハチミツ、お好みの組み合わせで作ってください。
尚、「蜂蜜で作った梅ジュース」は乳幼児に与えないでください。
砂糖で作る梅ジュース
材料
- 青梅(又は完熟梅) 1㎏
- 氷砂糖 1㎏
青梅と氷砂糖の割合は 1:1
なので、1㎏にこだわらず好きな量で作ってみてください。
砂糖は白砂糖、ザラメでもOK!
・殺菌済みのビン
作り方
- 青梅をよく水洗いして、たっぷりの水に2~3時間漬けてアク抜きをします。
- 水気をよくふき取り、爪楊枝などでヘタを取ります。
- 冷凍庫に入れて一晩凍らせます。
(エキスが出やすくなります) - 凍ったままの梅と氷砂糖を交互にビンに入れていきます。
1番最後に入れるのは砂糖。 - 容器にふたをして密閉し、冷暗所に置きます。
(揺すりすぎると発酵してしまうので注意!)
氷砂糖が溶け、果汁が出てきます。 - 冷蔵庫に入れて保管します。
1ヶ月後くらいから飲めます。
蜂蜜で作る梅ジュース
市販の甘味料入りのジュースではなく、梅と蜂蜜で作った栄養たっぷりの梅ジュースをぜひお子さんに!
(蜂蜜を使っていますので乳幼児には飲ませないでください。)
材料
・基本の分量(割合)
梅100g に対し 蜂蜜100ml
梅は青梅・完熟梅お好みで
・保存用瓶
作り方
- 密閉ビンを清潔に洗って乾かします。
- 青梅を洗い、たっぷりの水に2~3時間つけてアク抜きをします。
- 梅をザルに上げ、乾いた布で1個1個丁寧に拭き、ヘタをはずし、梅を爪楊枝などで何箇所かさして穴を開け、エキスを出しやすくします。
- 密閉ビンに梅を入れ、次に蜂蜜を梅が完全にかぶさるまで注ぎ入れ、ふたをします。
- 冷暗所に置きますが、冷暗所が無い場合は、冷蔵庫に入れてください。
高温になるところに置くと醗酵してしまいます(梅酒?) - 時々上下ゆすって全体をなじませます。
(ゆすりすぎても、醗酵してしまうので注意)
梅ジュース(梅シロップ)が飲めるのは
1ヶ月後~夏ごろから飲み頃です。
(冷蔵庫の場合は、もう少し日数がかかります)
梅ジュースはこのままだと濃いので、5~6倍に薄めて、氷を浮かべるとおいしいです。
炭酸で割ってもおいしいですよ!
カキ氷のシロップにしてもいいかも?
梅ジュースは、きちんと保存しておけば1年くらいおいしく飲めます。
加熱殺菌をしておくと安心です。
◆加熱殺菌の仕方
梅の実を取り出し、(梅ジャムを作ると無駄がないよ!)出来上がった梅ジュースを80度位で15分間加熱殺菌して、よく冷まし冷蔵庫で保存します。
(私は加熱殺菌せずに、梅の実を入れたまま冷蔵庫で保管しています)
梅の実の利用法
エキスが出てしまった梅はシワシワになります。
梅の実は取り出して梅ジャムを作ると無駄がないです。
梅ジャムは、梅をおろし金ですりおろして、砂糖と一緒に煮詰めるとできます。
梅の実は、お菓子に使ったりしています。