和からしはぬるま湯で練ると辛い!旨い!和辛子と洋カラシの違い
からし(カラシ、辛子、芥子)
おでん、とんかつ、納豆、焼売、冷し中華などに添えます。
ナスの辛子漬けなどの漬物に使ったり、菜の花のからし醤油和えにも。
レンコンの穴に練りからしを詰めた熊本の郷土料理「からし蓮根」、美味しいです。
「からしマヨネーズ」「からし醤油」「からし酢味噌」「からしケッチャップ」にしてお料理に添えても。
からしの種類
アブラナ科のカラシナの種子から作られる香辛料で、カラシナの種類によって「和からし」と「洋からし」に分けられます。
- 「和からし」
・・原材料は「セイヨウカラシナ」の種子で、「オリエンタルマスタードシード」と呼ばれます。
セイヨウカラシナの種をすりつぶして粉状にしたものを「粉からし」。
「粉からし」を水(ぬるま湯)で溶いて練ったものを「練りからし」といいます。 - 「洋からし」
・・原材料は「イエローマスタードシード」で「白からし」ともよばれます。
「洋からし」に酢などを混ぜた調味料が「マスタード」です。
市販の「チューブ練りからし(和からし)」もお手軽で良いですが、粉の和からしを練ったものは風味・辛味が格段に違います!
ちなみにカラシナ(からし菜)は、野菜としても栽培されていて、油炒めやおひたし、漬物にします。
練りからしの作り方(粉からしの練り方)
「和からし」(粉からし)を練るときは、水ではなくぬるま湯で練ります。
ぬるま湯で練ることでミロシナーゼという酵素の作用が働いて強い辛味が生まれるそうです。
ただし、熱湯はNG!
酵素の作用が止まってしまうそうです。
練ったからしは、辛み成分が飛んでしまうのため、その日のうちに食べきれる量作ってください。
少ないかな?と思うくらいの量で良いようです。
固く練り上がった場合は、お好みに合わせて水で柔らかくしてください。
水を入れすぎるとシャバシャバになってしまいます。
おでんに合う「練りからし」
おでんに和カラシをつける方が多いと思いますが、なぜつけるようになったかご存知ですか?
調べたところ、おでん屋台で食中毒を防止するために殺菌力のあるからしをつけるようになってから・・・だそうです。
ちなみに、おでんに「柚子こしょう」もおすすめです!